2006年02月22日

人口減は避けられない

20060222-700.JPG

 昨日の話の続きです。
 50年後に5600万人という事は、
 2006年 1億2000万人
 2016年 1億720万人
 2026年  9440万人
 2036年 8160万人
 2046年  6880万人
 2056年  5600万人 
 とまあ、こういう具合に減っていくわけですね。
 この狭い島国に1億2千万人は多すぎる。8千万人くらいでもいいんじゃないか?。という意見も聞いたことがありますが、8千万人にするにしても、このままの出生率で30年過ごした後、出生率を2.07に戻さないと、8千万人を維持できません。
 現在の出生率1.27は低すぎるけど、もうちょっと上げられればそれでいいんじゃないかと思いますよね。
 で、出生率を1.7まで上げたとしても50年後は1億人まで減少します。1.5だと8000万人。いずれの場合も減少がそこでストップするわけではなく、そこから先も減少は続きます。要するに、出生率の大小は減少のスピードを変えるだけで、どこかで2.07まで引き上げないと人口減少に歯止めはかからないということです。1.27を1.3にするだけでも大変なのに、それ以上上げるのは、よほど大胆なことをしないと無理って気もします。
 さらに、さっきも書いた人口変動の惰性作用があるので、出生率を上げたとしてもすぐに人口が増加するわけではなく、この先数十年は確実に人口は減っていくのです。

 政府は少子化担当大臣を作ったりして、「少子化は食い止めなければならない」という考えは示してますが、人口減を前提とした政策は打ち出してません。食い止めようとしているのに、人口減を前提にした政策を打ち出すのは矛盾しているからかも知れないけど、人口減は確実にやってくることで、そのための制度改革などは、人口減を認めるか認めないかにかかわらず、考えなくちゃならないみたいですね。 
posted by Yuji at 18:56| 福岡 曇り| Comment(5) | TrackBack(0) | 海の夕陽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

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Posted by e-アフィリ at 2006年02月22日 19:11
yuuji 様 おはよう御座います TB有難う御座いました 将来人口の予測で出生率の低位(低めに見る)予測値を取るとご指摘の様になります 日本人の人口減は避けられないのですが江戸の終わり明治の初めに3000万人程であったことを考えれば驚くにあたりません 今までが増えすぎなのです さて そうなると毎年人口が増える前提で組まれた政府の政策(税制、年金、健康保険、医療、介護等)が機能しなくなるのが目前の危機です 政府の迷走に注意しょう 又寄らせてもらいます

Posted by 浜の偏屈爺 at 2006年02月23日 10:14
 コメントありがとうございます。
 これから人口が減っていくことが当たり前になってくると、身の回りのすべてのことについて考え方を変えなくちゃならないような気がします。
 でも、テレビや新聞ではいまだに「少子化を食い止めるには」って話しか聞こえてこないのがもどかしいです。
Posted by Yuji(管理人) at 2006年02月23日 19:01
遅くなりましたがTBありがとうございました。少子化傾向が政策で解決するとは思えません。おっしゃるとおり減るということで対策を立てた方が現実的でしょうね。
それと、きっと今のご老人ほどに現在の中年以下の人たちが長生きできるとは思えないので、(ストレス多いし、子供の頃知らずに変なものを食べているし)きっと老人の医療費、年金を支えるという意味での若い人たちの負担は案外そんなに大変でもないのではないかと思いますが。
九州の写真とれも素敵ですね。
Posted by バジル at 2006年03月01日 15:55
 コメントありがとうございます。
 本当にその通りですね。わたしもそう思います。
 人生80年って、今から80年前に生まれた人の寿命で、粗食に耐えて便利な物の恩恵を受けてこなかった人達です。それに引き替え、おいしいものをたらふく食べて、どこに行くのも車を使って運動しない私達が、80年も生きるなんてとても思えません。
 世の中老人ばかりになるってのも見込み違いかも知れませんね。
Posted by Yuji(管理人) at 2006年03月02日 20:22
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